グリスリンは妊活に必要?多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)への効果

マイタケグリスリンの妊活への効果

妊活を考える女性にとって、日々の食生活やサプリメント選びは非常に重要です。その中でも、最近注目されているのが「グリスリン」という成分です。グリスリンは、マイタケに含まれる天然成分であり、免疫力の向上や血糖値の調整、さらにはホルモンバランスの改善に役立つとされています。また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に悩む女性にとって、グリスリンがもたらす効果についての研究もおこなわれています。

本記事では、グリスリンが妊活にどのように役立つのか、特に多嚢胞性卵巣症候群への効果について詳しく解説します。妊活中の女性やPCOSに悩む方々の参考になれば幸いです。

グリスリンとは?

グリスリンは、マイタケから抽出されるグリコプロテインという物質であり、主にタンパク質でできています。

グリスリンを食べ物から摂取したい場合にはマイタケを食べるしかありません。

グリスリンにはインスリン作用を調整する効果があることから、摂取することで糖尿病や肥満などの生活習慣病の改善が期待できます。

グリスリンの多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)への効果

グリスリンは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に効果があると言われており、これまでいくつかの研究が行われています。

グリスリンがどのようにPCOSに作用するのかについて解説します。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、代表的なホルモン障害の一つです。男性ホルモンの過剰分泌により卵子の入った卵胞の成長が止まり、卵巣内に卵胞がとどまってしまう病気です。症状として、月経不順や排卵障害、ニキビの増加、多毛などがあげられます。若い女性の5~10%がPCOSになると言われています。

遺伝や胎児期の環境などが原因だと言われていますが、PCOSの明確な原因は判明していません。

グリスリンのPCOSへの効果

株式会社サン・メディアとクリニックが行った研究によると

PCOSと診断された人に、12週間または月経3周期グリスリンを投与した結果、症例別排卵率は76.9%だった。

また、排卵誘発剤として一般的な「クロミッド」が無効だった人にグリスリンを併用した結果、排卵率は75%だった。

Maitake mushroom (Grifola frondosa) extract induces ovulation in patients with polycystic ovary syndrome: a possible monotherapy and a combination therapy after failure with first-line clomiphene citrateより

という結果になりました。

この研究ではグリスリンはPCOSの排卵促進に有効と結論付けています。

また、グリスリンはPCOSへの作用だけでなく、生活習慣病を予防する働きもあるので、妊活中の健康な身体を維持するためにも効果的だと言えます。

サプリメントからの摂取がおすすめ!

グリスリンを摂取するならサプリメントがおすすめです。マイタケから有効成分を抽出しているので、食事からよりも効率的に摂取できます。

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注意点として、妊娠中や授乳中の方、特定の持病をお持ちの方は、グリスリンの摂取前に必ず医療従事者に確認してください。また、サプリメントだけに頼るのではなく、バランスの取れた食事や適度な運動を併せて行うことが、健康的な妊娠を目指す上で大切です。


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