2人で決めてますか?
今回は私が不妊治療を行っていたとき、医師に人工授精を勧められたときのお話をしようと思います。
不妊治療を始めた当初、わたしは不妊検査についてほとんど知識がありませんでした。さらに人工授精に対して変な偏見があったんです。
わたしは医師にこう聞いてしまいました。
「あの~、人工授精って、健康な赤ちゃんが生まれない可能性もあるんじゃ・・・」
(今考えると、とんでもない偏見の質問です、、、これは数年前の話で、私は当時何も知らなかったので…)
というと医師は、
「はぁ!?誰がそんなこと言いました?」
とけっこうキツい言い方をしたんですね。
「いえ、あの、テレビで、たしか、、、あの芸能人が・・・」
と私はシドロモドロ。
(今考えると、医師がきつい口調になったのが分かりますが…)
その後、顕微授精についても説明してくれたので、私は
「費用はいくらくらいですか?」
って聞くと、医師は
「とりあえずネットとかで、自分で調べてみてください」
と一言。
(このやり取りは、大げさではなく、実際のやり取りです。。。)
「何、この医師!すっごいカンジ悪い!」
と思いました(> <)
でも、後になって気付きました。
医師が
「自分で調べてみなさい」
といったのは、私が不妊治療に関してあまりにも無知で、偏見を持っていて、’主体性’がないことに対する忠告だったのではないかと。
私はそのとき、治療のために病院にいく病人のつもりでした。素人である病人=私は何も分からないから、プロである医師がいろいろ判断して、治療をしてくれるものだと。
でも、よくよく考えると、私は病人じゃない。身体は健康。妊娠するのに障害があるかもしれないだけ。
不妊症は病気じゃない。
妊娠という目的を達成するため、不妊治療の方法はいくつかある。
医師はあくまでその方法を提示するだけ。
最終的に選ぶのは患者。
しかも、その不妊治療の方法は万能ではない。
医学的に解明されていないことはまだまだたくさんある。
医師にまかせておけば、妊娠できるってわけじゃない。
病院で医師が示してくれた方法を、夫婦で話し合って、納得のいく治療を受けること。
不妊治療は医師まかせじゃなくて、夫婦が主体性を持って取り組むものなんだと気付かされました。
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