【夫婦を考える4】なぜ男はアドバイスしたがるのか?
昨日のメールで「夫が協力的じゃない…」
ならば、
・自分の立ち位置・視点を変えてみよう
・パートナーをしっかり見つめよう
というお話をさせていただきました。
が、1つとても大事なことが抜けていました…
その「大事なこと」が腑に落ちれば、パートナーを受け入れる余裕が出てくると思います。
それは…
そもそも『男と女は違う』ということです。
男性と女性の違い…
まずは、身体のつくりと機能が違います。
男性は射精します。妊活で男性が関われるのはここまで。
女性は月経があり、排卵し、子宮で胎児を育て、子どもを産み、母乳で育てます。
脳の構造、考え方も違います。
たとえば空間認識能力は、一般的に男性の方が優れているといわれています。
たとえば車の運転は、男性は得意な人が多く、女性は苦手な人が多いです。
コミュニケーション能力は、一般的に女性の方が優れているといわれています。
女性は「ストーリー」「過程」を楽しみますが、男性は「ゴール」「結論」を求めます。
女性の永遠と続く雑談は、男性から見れば、「中身がない」「オチがない」となりますが、女性にとっては、それが楽しいのです。
また女性は結論を求めていないのに、男性からエラそうに結論をアドバイスされると、ムッとします(笑)
最近は夫婦共働きが増えましたが、赤ちゃんは生まれてからしばらくは、そして基本的には女性の方が、子どものそばにいる時間が長く密に接します。
これは、大昔の日本から男性は狩りに出て獲物を追いかけ、女性は家を、子どもを守る…というのがDNAに備わっているからではないでしょうか。
このように、身体も、脳の構造も、生活スタイルも、役割も、男性と女性は違うことだらけです。
…というか、同じ人間だけど、男性と女性は、「違う生き物」とまで考えると、パートナーに対する考え方や接し方が変わります。
ですので、まずは「男と女は違う」という認識から始めましょう。
ベビ待ち活動、不妊治療においても、男女の違い、夫婦のお互いの役割の違いを認識して、2人で話し合い、同じ方向に向かって行動することが大切です。
■今日の質問:
あなたはパートナーと同じ方向を向いてますか?